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徳島県東みよし町では、地域資源を使ったクラフトビールプロジェクトが2020年に立ち上がりました。
最初に取り掛かったクラフトビールのコンセプトは、クラフトビールの大吟醸でした。雑味を取り除くため、粉砕時の麦芽の表皮を可能な限り取り除きました。その方法として、古より伝えられる石臼と篩を使いました。完成したクラフトビールは、東みよし町のイベントで販売され、好評を博しました。

 その後、2022年に麦芽(モルト)製造工程の基本プロセスを検証する傍ら、東みよし町内の農家さんとのコラボで2022年秋にビール大麦の試験栽培に取り掛かりました。そのビール大麦が2023年春に収穫されました。そのビール大麦をモルトに加工し、吉野川の川床の地下200mから汲み上げた地下水で醸造しました。使用麦芽の85%を占めるベースモルトは100%東みよし町産です。
 このようにして出来上がったクラフトビールは、2024年2月26日に関係者に披露され、香りが良く飲みやすいと、好評でした。
3月から市販用にウスバエールとストロベリーヘイジーIPAの2種類の醸造を開始し、4月に完成。限定販売中です。